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<恩物>
フレーベルは幼児期の意義を重視し、その「遊び」の重要性を強調した。
彼は遊びこそ幼児の内面的なものの自主的な表現にほかならないとし、この遊びを助けるために
さまざまな遊具を考案した。
これらの遊具を「恩物」とよんでいるが、これは神から賜った大切はものという意味で、遊びおよび
遊具の重要性を強調した言葉である。
●関連用語:<フレーベル>
ドイツ人。幼稚園の創始者。1826年、「人の教育」を著す。
「幼児教育には精神も形成させるための適当な材料を与えねばならない」とし恩物(積み木、折り紙、
粘土細工などの遊びのための器具材料)を考案した。
フレーベルの思想は万物の内に神が常住し働いているという象徴主義哲学(児童神性論)であり、
子どもにも神性が宿っているからそれをゆがめないように伸ばす事が教育であるとした。