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<ギルバード法>
1782年。イギリス。1601年に制定されたエリザベス救貧法の非人道的な方法に反対し、
新しい貧民救済方法として制定された。これにより労働能力のある貧民の「院外救済」を認めた。
●関連用語 <エリザベス救貧法>
1601年。イギリス。国家がはじめて生活困窮者に対する救済を目的として定めた法律。
①貧民を、有能貧民、無能貧民、児童の3つに分けた。有能貧民は就労を強制し、無能貧民は救貧院に収容し、児童は奉公に出させた。
②各教区は治安判事によって任命された貧民監督官が課税、徴収、救済業務にあたる。
③業務監督は治安判事が行う。