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<モニトリアル・システム>
助教法といわれ、19世紀初半にベル及びランカスターによって開発された学級教授法。
学級内を小集団に分け、生徒のうち年長で学力の高い者が助教(モニター)となって集団を担当し、
教師に教えられたことを助教たちが各集団に教える。大勢の生徒への一斉授業方式が可能となった。
●関連用語:<合科教授>
20世紀初頭ドイツで普及した。複数の教科を統合し、子どもの興味や生活経験を中心に知識や
技能の教授を総合的に達成しようとする。
日本では1920年、奈良女子高等師範学校付属小学校(木下竹次)の合科学習に始まる。
コア・カリキュラム運動、1990年の小学校「生活科」設置も合科学習の流れと見られる。