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<てんかん>
様々な原因によってもたらされる脳疾患で、脳の神経細胞の突発的な過剰放電のために、
けいれん、意識障害などが反復的に生じるものである。原因には遺伝的要素(内因)や、
先天性脳奇形や周産期障害などの環境因子(外因)が考えられる。
症状には全身けいれんの大発作、短期間の意識中断がある小発作、意識障害を伴いながら
無意味な行動をなす精神運動発作、心臓がドキドキするといった自立神経発作などがある。
診断には脳波検査が重視されており、治療は長期間の抗てんかん剤の投与が中心となる。
●関連用語:<点頭てんかん>
生後半年から2歳までに多く発症するてんかん。突然瞬間的に頭を前屈させる発作を繰り返し、
数秒感覚で連続して現れる。知能障害を伴いやすい。