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＜児童の権利に関する条約＞
１９８９（平成元）年、国際連合によって採択された。「児童権利宣言」後も児童問題は山積み状態であり、特に発展途上国の児童貧困問題は大きな課題であった。それらの問題をふまえ従来より具体的で詳細な内容となり、国際間の条約として成立したのが児童の権利に関する条約である。
そのおもな概要は
第１条 児童の定義 第２条 差別の禁止 第３条 児童の最善の利益
第６条 児童の生存、発達権 第７条 氏名および国籍取得の権利
第９条 児童と父母の分離禁止 第１２～１７条 自由権の保障 第１８条 教育 など。