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<東京女子師範学校付属幼稚園>
東京女子師範学校(現お茶の水女子大学)は明治8年に開設。
その翌年の明治9年に付属幼稚園が開園された。
フレーベルを尊重した中村正直校長、関信三、フレーベルの直弟子であるドイツ人松野クララらによる
フレーベル主義による最初の官立幼稚園。振袖保育と言われる。
全国の模範となり長く指導的位置にあった。
●関連用語:<フレーベル>
ドイツ人。幼稚園の創始者。1826年、「人の教育」を著す。
「幼児教育には精神も形成させるための適当な材料を与えねばならない」とし恩物(積み木、折り紙、
粘土細工などの遊びのための器具材料)を考案した。
フレーベルの思想は万物の内に神が常住し働いているという象徴主義哲学(児童神性論)であり、
子どもにも神性が宿っているからそれをゆがめないように伸ばす事が教育であるとした。