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<ラブ・キャナル事件>
・アメリカ ニューヨーク州のラブ・キャナルという旧運河で発生した公害事件。
11年間、フッカー社の化学工場がBHC、DDM、TCP、ベンゾクロライドなどの
廃棄物を捨てて埋め立て、そこに住宅や小学校が建設されたため、後に
そこの住民に流産、先天異常が多発した。調査の結果、ダイオキシン、
ガンマBHC、クロロベンゼン、PCB、トリクロロフェノキシ酢酸などの有害な
化学物質が土壌、大気、水系から検出された。