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<胎児性水俣病>
・妊娠中の母親の胎盤を通じて有機水銀が胎児の体内に取り込まれ
発生した水俣病(メチル水銀中毒)。脳性小児麻痺様の症状を示す。
●関連用語:水俣病
1956年頃に熊本県水俣市の周辺で発生が確認された公害病で
有機水銀中毒によるもの。チッソ(株)水俣工場から流れ出た有機水銀が
魚介類を介して人間の体内に入り発生した。
一方、第2水俣病は新潟水俣病ともよばれており、昭和電工鹿瀬工場から
有機水銀が流出し同様に発生した。