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<カリンB号事件>
・1988年、ナイジェリアに不法投棄されていたイタリアの有害廃棄物を引き取り、
積み込んだドイツの貨物船「カリンB号」が世界各地で入港を拒否され、世界中を
さまよった事件。こうした事態を防ぐため、バーゼル条約が制定された。
●関連用語:エクソン・バルディーズ号事件
・1989年、米国アラスカ州バルディーズ号から出港した、原油タンカー
「エクソン・バルディーズ号」が同港の南西22マイルで乗り上げ事故を
起こし、原油4万キロリットル以上を海へ流出させた事故。流出油の
防除体制の遅れもあり、広範囲の海岸を汚染し、ニシン、鮭等の魚類、
海鳥、海獣等が多大な被害を受けた。