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<枯葉剤>
・ベトナム戦争でアメリカ軍が密林に散布した除草剤。ゲリラの基地の破壊と
食糧消滅を目的としたが、枯葉剤に含まれる ダイオキシン(2・3・7・8-TCDD)と
砒素により、塩素痤瘡(黒いニキビ)、皮膚炎、血液・肝障害や先天異常の被害
が発生した。
●関連用語:ダイオキシン
PCDD(ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン)とPCDF(ポリ塩化ジベンゾフラン)を
まとめてダイオキシン類と呼ばれている。基本的には猛毒。ベンゼン核2つを
酸素でつないだ化合物で塩素の付く位置により毒性が大きく異なる。